訪れるお客様の目的の違い

銀座の高級クラブはお客様が接待に使う場所であり、常連のお客様がいかにゲストを楽しませるかが重要です。

一方キャバクラは、来店したお客様が個人的にキャストと会話を楽むことそのものが目的です。

接客スタイルの違い

銀座のクラブは基本的にお客様1人に対して2人以上（係とヘルプ）で接客します。

一方キャバクラはお客様1人に対してキャストも1人のマンツーマンスタイルです。

スポーツに例えるとキャバクラはテニスやゴルフなどの個人スポーツ、クラブは野球やサッカーなどの団体スポーツのイメージです。

お給料のシステム

銀座のクラブはチームで接客を行ってお客様を満足させます。キャバクラより基本給は高く設定されているかわりに、努力によって給料が上がるインセンティブの割合は小さくなっています。

キャバクラは個人の力量が給料を大きく左右する出来高制です。成果があればある程それがお給料に反映されますが、基本給はクラブよりも低めです。

ママの有無

銀座のクラブはそのお店のシンボルである「ママ」が必ずいます。経営者の接待などで使われることが多く、席に着いてその店をすべて把握し、しっかりと仕切ってくれるママの存在が必要不可欠な為です。

一方、キャバクラはお店を指揮するママはいません。基本的には個人として来店されるお客様を楽しませるシステムになっています。お店全体での雰囲気作りの必要がないので、目の前のお客様に集中して接客を行います。

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