『キャバクラ経験のある女子学生が就活に強い理由とは』という記事について

ALLABOUTに

キャバクラ経験のある女子学生が就活に強い理由とは

というホステスをされている女性にとってポジティブな内容の記事がありましたので、ちょっとサイプリの考えもお話しさせていただきます。

まずは、本文そのまま引用させていただきましたので、ご覧ください。

 

キャバクラ経験者が総じて持っている、企業が求める「力」とは?

「それではグループで5分ほど意見交換をしてみてください」

就活生向けのセミナーでは、講師が一方的に話すだけではなく、学生同士をグループにしてディスカッションをさせたりする機会がよくある。その際、経験豊富な人事担当者やガイドのような講師は、学生同士が話し合っている様子を見るだけでポテンシャルの高い学生を見つけるだけでなく、その学生が積んできた「経験」も見抜くことができたりする。

あるセミナーで非常に意見交換が活発で盛り上がっているグループがあった。1人の女子学生を中心に、ほとんどすべてのメンバーが自分の意見を発表していた。他のグループとは違い、時には笑いも溢れながらお互いの意見を遠慮せず言い合っている。ディスカッションとしては素晴らしい状態。私はセミナー後に、そのグループの中でキーマンとなっていた女子学生に声をかけ、ある質問をしてみた。

ガイド「今日のディスカッションでの周囲への振る舞いは素晴らしかったね。普段も何か接客関係の仕事してるでしょ?」
女子学生「ありがとうございます。そうなんです、実は……」

与える印象が抜きん出ていた

彼女は少し恥ずかしそうな表情で、アルバイトで2年ほど、新宿歌舞伎町のキャバクラで働いていることを話してくれた。お店には上場企業の役員クラスのお客さんも来るようで、年上の人と話すのも好きらしい。

就活生を支援する仕事をしていると、彼女のようにキャバクラを始めとした水商売経験のある学生と出会うことも良くある。本人が自ら経験を話す事もなければ、決して化粧が濃い訳でも服が派手な訳でもないが、様子を見ているだけで明らかに他の学生との違いを感じる。

そして不思議なことに、ガイドの経験則でしか無いことは前置くとして、彼女のように学生時代に水商売で働いた経験のある女子学生は、就職活動で結果を出しやすいように思える。それはなぜだろう?

さまざまな層の顧客との対話で磨かれるコミュニケーション力

というと多くの人は、水商売の現場で培われた「コミュニケーション力」によるものでは、と考えるだろう。実際彼女もグループの中で和やかな雰囲気を作りながら1人1人の意見を聞き出すなど、高いコミュニケーション力を発揮していた。

しかし本当に彼女たちは「コミュニケーション力」だけが高いという理由だけで、就活における結果が出せるのだろうか?

ガイドは企業の採用担当者向けの研修もしている観点から、コミュニケーション能力の他にもう一つ、今多くの企業が求めている「ある力」が水商売経験を通して培われているのではと考えている。

成果を出す人が持っている「ガチンコ力」

最近では男女問わず「一般職」に人気がある。出世して管理職になるコースではないが、総合職の様に重い責任や業務を担うこともなく、ワークライフバランスを大事にして働けるイメージがあるのだろう。

一般職人気が表すように、今の若者はあまり競争を好まず、仕事で高い成果を出すことよりも、自分のプライベートを充実させたいという志向が強いと感じる。そのため新入社員研修などでも「成果を出す事にコミットする姿勢を身につけさせてほしい」というオーダーをよく頂く。

私も以前はリクルートという、女性総合職が活躍している企業で働いていたが、やはりMVPになる女性社員などは明らかにこの「成果にコミットする姿勢」が強い。このような、目の前の競争から逃げずに本気になって物事に取り組める力を私は「ガチンコ力」と呼んでいる。

体育会出身の学生は分かりやすいが、実はキャバクラで働いた経験のある学生もこの「ガチンコ力」が非常に高いのだ。

実はかなり過酷な競争環境の中で働いているキャバクラ嬢

キャバクラに行ったことがある方ならわかると思うが、基本的に女の子の給料は指名料やお客様のドリンク料などの歩合で決まる。

そのためただニコニコ接客しているだけではダメで、いかに自分のファンになってもらうかを真剣に考える。社会人とのトークを磨くためには新聞やニュースもチェックし、当然メイクの仕方なども勉強する。そしてそれらの努力は数字として如実にフィードバックされるのだ。

アルバイト経験のある大学生は多いだろうが、中でもキャバクラのように極端な「成果主義」の環境に身をおいたことのある学生はかなり少数なのではないだろうか。学生時代に1度でも「地道な努力が成果に結びついた」経験をしている学生は、社会に出てからも必ず成果に対して楽しみながらコミットする。それを経験ある企業の人事担当者はよく理解しているのだ。私がセミナーで会った女子学生がキャバクラ経験者かもしれないと思ったのも、彼女の外見や周囲の学生との話し方だけでなく、目の前のことに楽しみながら一生懸命になっている彼女の姿勢が見えたからだ。

華やかな外見や巧みなコミュニケーション力が目立つ「キャバクラ嬢」だが、実は社会に出たときに必要な「成果にコミットする姿勢」を身につけ「地道な努力が結果に結びつく体験」を経てきた人材なのだ。

当然、水商売経験をすべての学生に勧めるわけではない。だが例え水商売でなくても、成果を出すために必死に試行錯誤しながらチャレンジする「ガチンコ体験」は出来るだけ経験してほしい。

では、ここより、サイプリの意見を少しだけ。

キャバクラ経験があって、さらに、就職活動を本気で行っている女性とするなら、就職活動は、様々な人たちと話す機会が多いホステスは、普通に学生生活を過ごしていた人よりも有利なのではないかと思います。

ただ、サイプリ的に、今までの統計からもお話しできることですが、キャバクラで働いていた女性よりもクラブ、それも、銀座のアットホーム系ミニクラブや高級クラブで働いていた女性の方が、就職活動の成功率が高いと考えています。

よって、

『キャバクラ経験のある女子学生が就活に強い理由とは』という記事について何か意見があるわけではなく、

さらに、捕捉と言った方がいいかもしれません。

では、なぜ、キャバクラ(ニュークラブ)よりもクラブの方が就職活動に強いのかを説明する前に

高級クラブとキャバクラ(ニュークラブ)の違いをご覧ください。

では、理由をお話しします。

大きな理由としては、接客システムに違いがあります。

基本的に、お客様1人に女の子も1人のマンツーマンスタイルに対して、高級クラブは、お客様1人に対して、基本的に2人以上(係とヘルプ)のグループスタイルです。

社会の組織の中で必要な、コミュニケーション能力は、マンツーマンよりも多人数の中でのコミュニケーション能力だと思いますので、クラブは、接客しているだけで様々なシチュエーションの経験を積む事が出来るクラブは、非常に就職さらには、就職した後にも適した接客システムと言えるのではないかと思うからです。

さらに、追加の理由としては

キャバクラは、クラブに比べて、お給料の変動が激しく、成績を上げれば上げるほど、お給料も上がりますが、出来なければ出来ないほど、お給料は下がりますので、成績を上げるには、どうしても、出勤している時以外の時間で、営業活動をしなければならず、学生としての本分である学業の時間やその他の経験を積む時間が無くなってしまうのも、非常に、貴重な時間の損失とも言えるのではないかと思いますし、キャバクラは、そもそも、クラブよりも営業時間が長いという事もあります。

もちろん、高級クラブでの成果を上げる為にも、それらの時間を使いますが、キャバクラほど多くないという事です。

最後に、キャバクラでも、クラブであっても、成績を残すためにベストを尽くしていない方は、決してその経験を活かせるだけの能力は身に着くことはなく、どんな仕事であっても、常に考え続けベストを尽くした人こそ、望む企業への就職が待っていると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です